TYPICA編集部

2019.02.24

【トップ100・チャート】今週のピックアップ(02/24付)、あいみょん / ちゃんみな / MIRRROR / VaVa

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



あいみょん / あした世界が終わるとしても

2019年最も勢いのあるシンガーソングライター・あいみょん。02/13(Wed)にリリースされた待望の2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』の収録曲がチャートにランクインされました。

昨年に開催された全国ツアーが即日ソールドアウトとなり、年末には紅白歌合戦に初出場を果たすほど、いまや国民的支持を集めている、あいみょん。前作『青春のエキサイトメント』からおよそ1年5ヶ月ぶりにリリースされた今回のアルバムは、ヒット・シングル「満月の夜なら」「マリーゴールド」「今夜このまま」など全12曲が収録。アルバム・タイトル『瞬間的シックスセンス』は、身の回りで起きている瞬間的な第6感から自身の創作が生まれていることから由来しているとのこと(偶然にもメジャーデビュー直後のアーティスト写真で着用しているTシャツの文字も「Six Sense」)。

なかでも収録曲「あした世界が終わるとしても」は、01/25(Fri)から上映されているアニメーション映画「あした世界が終わるとしても」に書き下ろされた主題歌(挿入歌には「ら、のはなし」が書き下ろし)。同名タイトルをつけた背景について、Spotifyで展開されているアルバム全曲解説プレイリスト『Liner Voice: あいみょん「瞬間的シックスセンス」』によれば、映画がなければ生まれてなかった楽曲だったことが語られています。

そして、02/18(Mon)に開催された武道館での弾き語りワンマン「AIMYON BUDOKAN -1995-」では、360°回転型ステージを取り入れた演出で全18曲を披露。2019年もますますの勢いを感じさせます。



ちゃんみな / I’m a Pop

東京都練馬区出身のラッパー / シンガー・ちゃんみな。02/15(Fri)に配信リリースされたシングルが、チャートにランクインされました。

02/27(Wed)に初のCDリリースがされる今作は、先日20歳を迎えたちゃんみなの第2章の幕開けを飾るシングル。タイトル曲「I’m a Pop」を含む全4曲が収録予定であり、プロデュースにはシングル「Pain is Beauty」をはじめとする2017年以降にリリースされた代表作を手がけている、Ryosuke “Dr.R” Sakaiが引き続き担当しています。

なかでも「I’m a Pop」では、韓国人の母親を持ち、幼少期から日本とアメリカを往来していたグローバルな出自から由来した、日本語、英語、韓国語の3ヶ国語を用いたリリックを初披露。「名前なんてないこのMusic」「私だけの本当のメロディーとこの歌詞それだけなのになんで」「自由にやらせて」というフックでは、周囲からの無根拠なレッテル貼りやカテゴライズされることに対する息苦しさを表明しています。

また今作について「音楽のジャンルだけじゃなく、様々なジャンル分けの固定概念のせいで息苦しい今の世の中でも、怖がらずに”自分らしくジャンルレスでもいい”という想いを込めた作品です。」とコメント公式インタビューからも、Post Malone(ポスト・マローン)、Travis Scott(トラビス・スコット)などを筆頭とする、従来のラッパー像を拒否してオリジナルの活動スタイルを強く貫いていく姿勢との同時代性もどこか感じさせます。

そしてMVでは「ポップ」「ロック」「ヒップホップ」をテーマにした3部構成の映像を展開。衣装、髪型、ダンスをボーダーレスに変化させながら、スキルフルなマンブル・ラップを使いこなす様は必見。あわせてぜひチェックを。



MIRRROR / never fall in love

米カリフォルニア州サンフランシスコ出身、現在は東京を拠点に活動している
日系アメリカ人による2人組ユニット・MIRRROR(ミラー)。02/16(Sat)にリリースされた注目のデビューEP『what it was』の収録曲が、チャートにランクインされました。

メンバーは2人ともベイエリア地域で生まれ育ったという、Takumi(Vo)、Mei(Vo)で構成。今作のメイキング映像によると、ユニット名は、まるで鏡に反射されるかのように息の合った2人の友情関係から由来しているとのことで、東京に移住したあとの2018年にユニットが結成されました。

両名ともブラックミュージックから強く影響を受けつつ、特にジャズを中心にヒップホップ、R&B、クラシック、エクスペリメンタル・ミュージックなどを愛聴しているというTakumiは、19歳ごろからピアノを独学で弾き始め、3人組ユニット・aTTn(アテン)のメンバーとしてもおよそ1年前から作品を公開。

また、ビヨンセやさまざまなヒップホップを愛聴しているというMeiは、18歳のころに両親の故郷である関西に単身留学。その後「芽生」として現在もモデル活動を続けており、雑誌「装苑」「GINZA」「リンネル」や、資生堂「TSUBAKI」のTVCM(2018年)にも出演してきました。

2018年7月にデビューシングル「U By My Side」を公開し、山田健人が監督を務めるMVも話題となるなか、今作でいよいよ本格デビュー。なかでも収録曲「never fall in love」「35」は、「New Music Wednesday」「Tokyo Rising」、独ベルリンを拠点とする音楽プラットフォーム「COLORS」といったSpotify人気プレイリストにピックアップ(02/23現在)。さらに、03/08(Fri)のJMSN東京公演のサポートアクトにも抜擢されており、今後のさらなる活動に注目です。



VaVa / 8 bit Cherry

〈CreativeDrugStore〉に所属し、東京を拠点に活躍しているプロデューサー / ラッパー・VaVa。02/20(Wed)にリリースされた待望のニュー・アルバム『VVORLD』のリード・シングルが、チャートにランクインされました。

2018年に、国内外のゲストを招致して制作されたEP3作品『Virtual』『Idiot』『Universe』をリリースしたことで注目を集め、さらに「Virtual Luv feat. tofubeats」を通じて音楽活動を始めるきっかけであるtofubeatsと共演したことでも話題となりました。

そんななかリリースされた今回のアルバムは、EP3作品に収録されている6曲に新曲10曲を加えた全16曲が収録。主にヒップホップ・シーンの話題作を手がけている、Rascal(ラスカル)、Marvin Cruz(マービン・クルーズ)、KINGBNJMN(キングベンジャミン)などといった海外プロデューサーとの共作や、VaVa本人のセルフ・プロデュース作が、Illicit Tsuboi(リリシット・ツボイ)によるミックスでコンパイルされたキャリア屈指の注目作となっています。

なかでも、02/13(Wed)にリリースされていたリード・シングル「8 bit Cherry」は、切ないコード進行とともにフューチャー・ベース由来のビート・チェンジが印象的であり、各所にバイレファンキのおなじみのフレーズがサンプリングされたフロア・キラーなダンス・トラックとなっています。

またアルバム・リリース当日に、収録曲「Chapter」のMVも公開。さまざまなMVを手掛ける、Oudai Kojimaが監督を務めており、あわせてぜひチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato
Link:TYPICA TOP100


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