盗作問題で誹謗中傷も…Novelbright竹中雄大が心境を語る

ロックバンド・Novelbrightのボーカル竹中雄大さん(28)が、自身のYouTubeチャンネルを通じて、SNS上で寄せられている誹謗中傷について心境を明かしました。

竹中さんは6月20日、X(旧Twitter)にて、TikTokなどで話題のアーティストlil divaさんとMintoさんによるコラボ楽曲「REMEMBER」が、Novelbrightの代表曲「ツキミソウ」と非常に似ていると指摘。「このクソガキ舐めとんけ」と強い言葉で不快感を表明し、所属事務所を通じて法的対応を検討していると明らかにしていました。

その後、当該アーティストたちは謝罪の意を示し、「REMEMBER」の配信停止を決定。竹中さんは新たな動画の中で、「ここまで大事になったことで、さすがに彼らも反省していると思う」とコメント。続けて「今後の対応は大人同士でやりとりしていくことなので、これ以上、誰かを巻き込むようなことはしないでほしい」と、過剰な批判や誹謗中傷を控えるよう呼びかけました。

しかし一方で、今回の件を受けて竹中さん自身にも攻撃的な言葉が寄せられているといいます。中には「Novelbrightをサンプリングするなんてセンスがない」「パクられてありがたいと思え」などといったコメントもあったとのこと。

竹中さんは、「正直ムカつく。でも、いつか見返してやろうという気持ちも湧いてくるから、そういうコメントも糧にして、いい曲を作るだけ」と前向きな姿勢を示しました。

また、SNS上の誹謗中傷が深刻な社会問題になっている現状にも触れ、「僕はある意味、そういう言葉を力に変えて頑張れるタイプだけど、芸能人といえども心は皆さんと同じ。無神経な言葉に傷つくし、テンションも下がる」と述べ、「どうか他の人にはそういう言葉をぶつけないでほしい」と配慮を求めました。

竹中さんの率直な言葉は、多くのファンや視聴者にとって、ネット上での言動を見直すきっかけとなるかもしれません。誹謗中傷という問題に対し、個人がどのように向き合い、どのように伝えるかが、今後ますます問われていきそうです。